
竹子屋を“居場所”に
もう各SNSでも話していますが
今年の夏に新事業を開始します。
その名も「竹子屋~Takekoya~」
コンセプトは、
「夏休みの宿題をみんなで一緒に乗り越えよう」
というもの。
対象は小学生で、
子どもたちが竹子屋に集まり、
夏休みの宿題を取り組んでいくという内容。
現在、
ポスターを配布するなどして
来てくれる方を募集しているところです。
ことの発端。
それは、
就業先であり個人パートナーでもある中村さんからのご提案。
夏の期間に北海道へ行く中村養蜂園ですが、
自分はサッカー優先であり行けません。
その間の仕事をどうするかとなった時に
中村さんから
「子どもたちの夏休みの宿題見るのいいんじゃない?」
という良い案が出されました。
新しい事業を立ち上げるわけであり、
何人が来てくれるかも分からないため
不安もありましたが、
「失敗してもいいからまずはやってみよう!」
と思い、計画し始めました。
なぜやってみようと思ったか。
自分は、
基本的には“塾”という存在にあまり肯定的ではありません。
(ちょっとややこしくなりますがご了承を🙏)
ここに関しては
また別のコンテンツで詳しく話しますが、
いくつかの理由はあります。
大きなところは、
大半の子がそうかもしれないが
“嫌々行かされる”場所に何の意味もないから。
(意欲的に塾に行ってる子はもちろんOK!)
意味もないは言い過ぎかもしれないが、
圧倒的に伸び率が低くなるので
時間もお金も「もったいない」と言う方が適切かもしれない。
で、
“塾”という存在は肯定し切れないが、
こういう場所は必要よな、
という理想の形はある。
それは、
勉強が苦手、嫌いな子が
自ら進んで行きたくなるような“場所”の提供。
もちろんメインは勉強。
それって塾ちゃん?
って感じですよね、
そこは自分でも多少思います。笑
ただ、勉強だけをする場所じゃありません。
絶対に“遊び”の要素もいれます。
また、
なぜ勉強しないといけないのか、
そもそもなんで勉強が嫌いなのか、
そんなことを話す機会も必要やと思っています。
来るのが楽しみになるように。
自ら進んで行きたくなるように。
そんな、
子どもたちにとっての
“居場所”、“拠り所”のような場所が作りたいとかねてから思っていました。
なんやったら、
遊びがメインで、勉強はついで、
でもいいと思ってます!
「やる時はやる」
これさえ守ってくれたら😁
このような想いを体現していける、
そう思ったので、
この竹子屋という事業に挑戦しようと思いました。
なので、
竹子屋では
メインは夏休みの宿題ですが
休憩時間など使って他の要素もいれます。
子どもたちが、
また行きたい!と思ってくれるように。
少し話の観点を変えまして。
元々、
小学校教師をしていた頃から今に至っても
子どもたちや保護者の方からこんな話がありました。
〈子ども側〉
・勉強が嫌い、やりたくない
・分からない、できない
・集中が続かない
・お家で「宿題やれやれ」うるさく言われたくない
〈保護者側〉
・家ではなかなかしてくれない
・ケンカや言い合いになる
・教えるのが難しい
・忙しくて勉強を見れない
やはり、
親子という関係性で
いくつになっても勉強のやり取りをするのは難しいと考えられます。
身近やからこそ
言うこともなかなか聞いてくれなくなってくるでしょうし。
子どもとしては
多感な時期もありガミガミ言われたくないと思いだすのも仕方ないでしょう。
だからこそ、
第三者が勉強を見る
というのは必要なことだと思う。
この竹子屋では、
そんな両者の悩みに寄り添いたいと思っています。
何人かと一緒にやるからこそ乗り越えられる。
分からないところがあったらすぐに聞ける。
決められた時間の中で集中して取り組める。
そんな環境を作っていけたらと思っています。
そうした想いをもって
計画し、発信しだした竹子屋ですが、
ここに来て
一番大切なことを確認できました。
考えているうちに、
だんだんと保護者目線になっている自分がいました。
しかし、
子どもとしては、
「なんで、夏休みの宿題やりにわざわざ行かなあかんの?」
という気持ちがあるということに気が付きました。
どうやら学校から答えを受け取るらしく
それを写すだけに終わっている子どももいるのだとか。
そら、
それなら竹子屋なんて必要ないわな
と思いました。
じゃあ竹子屋に求められるのは?
やはり、
“子ども”自身が
この場所に来てどれだけ楽しいと感じるか
そこに尽きると思う。
もちろん、
勉強は大事、
保護者の悩み解決も大事。
でもまずは、
子どもが「来たい!」と思う場所でないといけない。
そう思ったんです。
子どもが楽しそうにしていたら、
きっと保護者の方も安心するはず。
自分は、
大人の言うことを聞く“良い子ちゃん”を作りたいわけじゃないし、エリートくんを育てたいわけでもない。
そんな子にしてほしいなら
自分のところには来ない方がいい。
それよりも大事なこと、
「人生を楽しく生きること」じゃないですか?
その手段として、
竹子屋を使ってもらえたらうれしいし、
そんな“居場所”を作れるように
自分は尽力していきたいと思います!
久しぶりに、
教育への想いを思いっきり書けたような気がします😁
実力は伴ってないかもしれませんが、
自分の信念に従って、
誰かが幸せな人生を送れるような教育に携わっていきたいと思います!
竹子屋、
何人ぐらいが来てくれるか楽しみ!
2025.7.10