『別カノ』と『恋人失格』

 
 
〈音楽から学ぶ恋愛〉第一弾ということで、
今回はこの2曲から恋愛について考えていく。
 
 
 
って、
何真剣な感じで訳わからん企画始めてんねん!
 
ってツッコんだ人はさすがです。
 

 
 
いやまぁ、
訳わからんかもしらんし、
誰が何を言うてんねんって感じでしょうが、
恋愛ソングから学ぶことって確かにあると思うんですよ!
 
それは共感かもしれませんし、
教訓かもしれません。
 
人によって、また状況によって、
歌、言葉の捉え方は変わってくると思います。
 
それもまた面白いところですよね。
 
 
と、
まぁうだうだ言っていても仕方ないので、
話を始めていきたいと思います。
 
 
今回取り上げる歌はこの2曲。
 
別の人の彼女になったよ/wacci
 
恋人失格/もさを。
 
です。
 
ま、
どちらも好きな歌手のものですね。
 
もさを。さんの『恋人失格』は最近アルバム曲として出されました。
 
そして、
いい曲やなぁと思い何度も聴いていると、
 
「なんか、結局恋愛ってこういうことなんかなぁ」
 
って思ったんです。
 
そして、
超メンヘラソングと名高い
『別の人の彼女になったよ』と似てるなとも思いました。
 
 
 
ざっくりと、
この2つの曲に関する共通点をご紹介します。
 
 
まずは、
今現在“彼氏”がいます。
 
そして、
その彼は優しくて、穏やかで、
口喧嘩もないし、これ以上ない人。
 
でもそれなのに、
前の彼氏がどこかで忘れられないんです。
 
前の彼氏とは喧嘩もするし、
愛情表現だって“言葉”でしてくれない。
 
そんな元彼との反省を生かして、
今では一生懸命オシャレもするし、
メイクもきちんとしている。
 
もう今の彼との人生を歩んでいる。
 
それは事実で受け入れてるのに、
心の片隅に残る元彼の記憶は一体なんなのか。
 
きっともう一度会ったら、
また好きになってしまう。
 
だから、
早く幸せになってね、
早く別の人の彼氏になってね、
と自分の想いを留めるように投げかけている。
 
 
 
というような曲なんです。
 
いやこれね、
ふつうに考えたらとんでもない内容ですよね。
 
今彼おんのに、
元彼のことで頭いっぱいて。
 
自分でも分かってるからこそ、
そんな自分は『恋人失格』って歌ってるんですけどね。
 
 
で、
どちらも超メンヘラソングやなぁ
と初めは思っていました。
 
これらを好きって言っている女性は
とんでもない人たちだと。
 
 
しかし気付いたんです。
 
この2曲から学ぶ、
恋愛において本当に大事なことを。
 
 
それは…
 
 
運命の相手とは、
 
自分の“素”を出せる相手である
 
 
ということ。
 
相手がいくら優しくて、完璧でも
 
自分はそれに気を遣い、
素を出せない、繕った自分でいてしまう
 
そうなると、
本当の「幸せ」は感じられないんだと思います。
 
思ってることを言い合って喧嘩したり、
ノーメイクやオシャレしてなくても全然普通にいれる
 
そんな気を遣わない相手こそが
ずっと一緒に居続けられる人なんだと。
 
 
この2曲はメンヘラソングと見せかけて、
その中のメッセージとして、
このようなことが含まれているのではないかと思いました。
 
 
確かにその通りですよね。
 
相手がいくらかっこいい、かわいい、で、
とんでもなく優しくて、
ましてお金も持っている完璧な人でも
一緒にいて“素”を出せないのであれば
居心地はよくないですからね。
 
 
ぼくは教育にしても、恋愛にしても、
この“素”を出す、出させる、出し合う、
というのは本当に大事やと思っています。
 
子どもに対してもそう、
好きな人に対してもそう。
 
今そういう相手がいるかは秘密ですが、
生涯を遂げるパートナーとは、
“素”を出し合える関係でありたいなと思います😊
 
 
 
ということで、
今回書いた〈音楽から学ぶ恋愛〉、
その第一弾はこれにて終了です。
 
第二弾以降があるかは知らんけど。笑
 
冒頭に書いたように、
人によって、また状況によって、
歌やメッセージの捉え方は変わります。
 
しかし、
ぼくは『別カノ』、『恋人失格』
この二大メンヘラソングから
以上のような分厚いメッセージを感じ取りました。
 
 
学んだことを糧に、
恋愛にもそろそろ励んでいきたいと思います。
 
恋愛は心を豊かにする素晴らしいもんですからね。
 
 
では今回はこれにて!
 
ありがとうございました!
 
 
 
 
いつにもまして、
今日の竹川やかましかったなぁ。笑
 
 
2025.10.20